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EmEditor FAN ! / EmEditorのちょっとしたマクロ

基本的にJavaScriptで書きます。このページにあるマクロについてはパブリックドメインにあるものとします。

Operaで検索マクロ

Operaに登録されている検索エンジン(search.iniをパースして表示)をポップアップメニューで選び、そのエンジンを使って選択文字列をインターネット検索するマクロです。

かなローマ字変換マクロ

選択文字列中のひらがなをローマ字に変換します。

音声読み上げマクロ

選択文字列を読み上げます。日本語を読み上げたい場合は、クリエートシステム開発株式会社さんが配布されているドキュメントトーカ PlusV2をインストールして、コントロールパネルの「音声合成」から、日本語対応の音声を選んで設定しておいて下さい。

辞書引きマクロ

インターネット上の辞書サイトにカーソル位置の単語の意味を問い合わせ、アウトプットバー上に表示します。辞書としてgoo 国語辞書を参照していますが、他の辞書に取り替えることも可能です。

フルウィンドウ編集マクロ

メニューバー、ツールバー、ステータスバー、カスタムバーのすべてを隠して、ウィンドウ全体で編集するマクロです。もう一度実行すると元に戻ります。

Sleipnirで編集中のHTMLを表示するマクロ

編集中のHTMLファイルをSleipnirのAPIを用いて読み込みます。既にタブで開いている場合は、そのタブをリロードし、Sleipnirのウィンドウをアクティブにします。リロード後もスクロールオフセットが維持されるので繰り返し編集と確認を繰り返す場合に便利です。

半角全角文字の境界に空白を挿入するマクロ

選択範囲の文字列において、半角(英数記号)文字と全角文字が連続している部分に空白を挿入するマクロです。例えば「テキストエディタEmEditorを使う」を「テキストエディタ EmEditor を使う」に置換します。

現在のノードをすべて開くマクロ

アウトラインのノード構成において現在のカーソルが存在するノードをすべて開くマクロです。

設定変更マクロ

各種設定をポップアップメニューから手軽に変更します。V7から追加された設定APIを最大限に活用しています。項目が多すぎるという方はマクロを改造して必要な項目だけに絞り込んでも良いかもしれません。

Tagsシンボル強調マクロ

プログラム開発に用います。Exuberant Ctags(日本語版)が生成したtagsファイルからシンボル名を一覧を読み取り、強調キーワードとして追加します。このマクロのと同じフォルダに tags_list.{設定名}.txt という名のファイルを置いて、各行にtagsファイルのパスを置くとそのtagsファイルを検索対称にすることが可能です。絶対パスと相対パスの両方の指定が可能です。強調キーワード追加後の設定は「{元の設定名} - Tagsシンボル強調」となります。強調キーワードとして追加された後は、強調表示されるだけでなくてWordCompleteプラグインの補完候補としても機能します。

Tagsシンボル検索マクロ

プログラム開発に用います。Exuberant Ctags(日本語版)が生成したtagsファイルからカーソル位置の単語を検索し、定義位置を見つけます。結果が一箇所の場合は直接、そのファイルを開きカーソルをそちらに移動させます。結果が二箇所以上あるばあいは、一覧をアウトプットバーにジャンプ用タグを出力します。このマクロのと同じフォルダに tags_list.{設定名}.txt という名のファイルを置いて、各行にtagsファイルのパスを置くとそのtagsファイルを検索対称にすることが可能です。絶対パスと相対パスの両方の指定が可能です。またデフォルトで、編集中のファイルのあるフォルダを9階層までさかのぼってtagsファイルを探します。

カスタムバー切り替えマクロ

アウトライン、エクスプローラ、プロジェクト、Webプレビュー、Diff、検索、…と便利なカスタムバープラグインはたくさんありますが、一度に複数を表示させると画面を占有し、かえって邪魔になります。このマクロを呼ぶと、指定したカスタムバー群(マクロの先頭を編集してください)の内、2つ以上が表示されていた場合2つ目以降を閉じ、一つが表示されていた場合は、それを閉じて別のカスタムバーを表示させて切り替えます。

MarkdownをHTMLに変換するマクロ

Markdownは簡単な記法でHTML相当の表現が可能な簡易マークアップ言語ですが、各種ブログツールの入力フォーマットに選ばれるなど、数ある簡易マークアップ言語のなかでも最近群を抜いてポピュラーになりつつあります。日本語による解説が%20分室さん2310::blogさんにあります。

ShowdownというJavascriptで作られた実装を用いて編集中のMarkdownをHTMLに変換するマクロを用意しました。こちらのサイトの下部のリンクからパッケージをダウンロードし、中からshowdown.jsを取り出し、予めマクロと同じフォルダにコピーしておく必要があります。マクロの先頭にパラメータがいくつかあるので必要に応じて編集してください。

iTunesマクロ

EmEditorからiTunesを制御するマクロです。前もってiTunesをインストールしておく必要があります。

漢熟語補完マクロ

文書中漢字が2文字以上連なっている部分を検索して、補完候補としてメニューを示します。候補中、選択文字列を含むもの、出現回数が多いものは上に現れます。

行頭に記号をつけるマクロ

このマクロを呼び出すと、カーソル行の先頭に"・"をつけて、もう一度呼ぶと"〆"に代えて、さらにもう一度呼ぶとその記号を消すことが出来て以降その繰り返しになります。簡易的にToDo管理を行うために作られたマクロです。マクロ先頭のmarksという配列を変更することでこれらの記号をカスタマイズすることが出来て、見出し記号の切り替えなどの用途にも用いることができます。

カスタムファイルフィルタを自動生成するマクロ

ファイルを開くダイアログで対象ファイルを絞り込むために使われるカスタムファイルフィルタですが、基本的にはEmEditorがサポートしているファイルは一通り選べるようになっていて欲しい場合が多いかと思います。V7 Professionalから新たに導入された、設定の値をとるマクロAPIを用いて、各設定の関連付けから拡張子を抜き出して、カスタムファイルフィルタのための文字列を自動生成します。

ファイルから検索の結果をまとめて開くマクロ

ファイルから置換の方は置換結果をエディタで開けるのですが、ファイルから検索のほうはなぜかジャンプタグ一覧しか開けません。このマクロはファイルから検索の結果が表示されているときに実行することで検索されたファイルを一気に開くマクロです。

ファイル名に日付と時刻を付けて保存するマクロ

たとえば、

hogehoge.txt
というファイルを編集中の場合に、同じディレクトリに
hogehoge.2006-01-01-12-00.txt
のように日付と時刻を付けたファイル名でその時点でのスナップショットを保存するマクロです。拡張子が残るので後に見直す場合も関連付けが残り便利です。

カーソル前後の括弧内を選択するマクロ

関数の引数や内容をコピーしたい時など便利です。

ChangeLogメモ入力支援マクロ

変更履歴のフォーマットChangeLogに従ってメモを残すための入力支援マクロです。必要に応じてマクロ内のパラメータを書き換えてください。

名前を付けて複数のワークスペースを管理するマクロ

VBScriptで書きました。レジストリに直接アクセスしているため、設定をiniファイルに保存している場合は使えません。

2つの文章を比較するマクロ

メニューでもう一つのタブを選び、カーソル位置の文字を一つずつ比較して違う文字が現れたところで止まります。秀丸の内容比較を参考にしました。

Diff(差分)ツール呼び出しマクロ

同じタブグループから比較対照となる文書をメニューで選ぶと、編集中の文書と一緒にDiff(差分)ツールに渡します。ここでは差分ツールとしてWinMergeを選びました。有名な差分ツールを以下に挙げますので、選んだものに応じてdiffToolPathを書き換えてください。

XML文法チェック

MSXMLを用いて、編集中のXML文書の文法チェックを行います。

<>&”を実体参照参照で置換する

選択文字列に作用します。HTMLにプログラムを貼り付けるときなど便利です。参考:HTMLで使える文字実体参照

選択文字列をリンクにする

HTML編集でリンクを張るために使うマクロです。リンクを張りたい文字列を選択し、クリップボードにリンク先のURLがある状態で、このマクロを呼び出すとURL確認ののち<a href=>〜</a>で選択文字列を囲みます。

HTMLタグを削除するマクロ

選択文字列からタグを削除します。XMLパーサが利用できる場合は文法どおりに削除し、そうでない場合は<>で囲まれた部分を機械的に削除します。

ブックマーク一覧メニュー

ブックマークのある行の一覧をメニュー表示し、選択されたブックマークにジャンプします。

外部ツール一覧メニュー

外部ツールをポップアップメニューで表示し選択されたものを実行します。 V7以降をお使いの方はこちらの記事をご覧ください。

ウィンドウ一覧/お気に入り/最近使ったファイル/フォルダ一覧メニュー

下3つのマクロをひとつにまとめました。

最近使ったファイル/フォルダ一覧

最近使ったファイル/フォルダ一覧をポップアップメニューとして表示します。 V7以降をお使いの方はこちらの記事をご覧ください。

お気に入りメニュー

インターネットエクスプローラのお気に入りの様な機能を提供します。%APPDATA%\EmFavoritesにフォルダを作成します。
favorites

ウィンドウ一覧メニュー

ウィンドウ一覧をポップアップメニュー表示し選択したものをアクティブにします。V7以降をお使いの方はこちらの記事をご覧ください。

C/C++のインクルードガードを入力するマクロ

C/C++においてヘッダの2重読み込みを避けるプリプロセッサ命令(インクルードガード)を入力するマクロです。

選択文字列をメーラで送るマクロ

選択文字列で新規メール作成を行うマクロです。Thunderbird版とBecky版とがあり、違うマクロになります。その他のメーラでもどちらかが利用できるかもしれません。(Outlookを使ってメール送信というのもあります。)


Perl/Ruby/Python/PHPでマクロを実行する

各ActiveScriptスクリプトエンジンはこちらを参考にして手に入れてください。選択したファイルが、拡張子pl,pleeならPerl、rb,rbeeならRuby、py,pyeeならPython、php,phpeeならPHPとしてマクロを実行します。グローバルオブジェクトはすべてwindow(RubyのみWindow)というオブジェクトからアクセスできます。EmEditor V6.00 Pro 以降、エディタ本体にてサポートされるようになりました。

見出し一覧メニュー

文書中の関数や見出しなどの一覧をメニュー表示し、選択された項目にジャンプします。Wikiのアウトライン見出し解析の情報を参考にしました。 EmEditor v6.00 ProのOutlineTextプラグインを利用するほうがよいかと思います。

設定色の輝度を反転するマクロ

黒い背景色がお好みの方のためにVBScriptで書いてみました。彩度と色相は変わってない(はず)です。2回呼び出すと(欠損無く)元の状態に戻ります。このレポートを参考にしました。貴重な情報をありがとうございます。レジストリに直接アクセスしているためiniファイルに設定を保存している場合は使えません。V7以降はテーマ機能を使うのがよいかと思います。


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おすすめのマクロ(Windows Scripting Host)の参考書籍です。

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