EmEditor V4 Professionalの紹介

EmEditor FAN ! / EmEditor V4 Professionalの紹介

2005/03/12

Windows対応のテキストエディタには様々なものがありますが、私がお勧めするのはエムソフトEmEditor V4 Professionalです。

特徴は高機能であるにもかかわらず、動作が非常に軽快であることです。また各UI仕様がWindows標準に準拠するように作られており、癖のようなものを感じさせないこと、カスタマイズ、機能拡張が容易である点も魅力です。

個々の機能だけを挙げると、そんなの私のつかっているエディタでもできるよという声が聞こえそうですが、目だった欠点も無く、これだけ綺麗にまとまっているものは少ないと思います。テキストに触れる時間の長い方は是非試用をお勧めします。

また作者の江村豊さんがパワフルにサポート、改良を行っています。EmEditorを使い始めて1年少しになりますが、その間にも便利な機能が幾つも追加されいつも驚かされています。今後の発展が楽しみである点も特徴といえるでしょうか?

私が便利だと思うEmEditorの機能

目立った機能を挙げていますが、これ以外にも様々な細かい配慮がなされています。

マクロ、プラグイン、外部ツールで機能を拡張できる

機能拡張というのはエディタにおいて重要な要素だと思うのですが、EmEditorはこのために3つの手段を用意しています。

マクロ

マクロの設定画面
JavaScript、VBScriptでお手軽に記述でき、様々なCOMコンポーネントを利用できます、リアルタイムで動作記録も残し再生することもできます。私は定型文入力のために使っています。

プラグイン

プラグインの設定画面
C言語などで記述されDLLにコンパイルされ提供されます。よりエディタと密接な関係を持ち動作するもの、速度の必要なものはマクロよりプラグインが向いているかと思います。

外部ツール

外部ツールの設定画面
現在編集中のファイルのパスや選択文字列などを別の実行ファイルに渡し、処理させます。HTMLなどソーステキストをもつもののプレビュー/変換、スクリプト言語の実行などに用いることができます。私はこの原稿をRD形式で書いていますが、HTMLに変換するのに外部ツール機能を使っています。TeXやMMLのコンパイルに用いている人もいるようです。選択文字列を辞書で引くという使い方もできます。

ウィンドウツールバーによる擬似MDI機能

ウィンドウツールバー
いわゆるタブエディタとして動作し、たくさんのテキストを開いたときもデスクトップを見づらくさせません。ツールバーのボタン1つでウィンドウを分離することもできます。

自由にカスタマイズ可能なUI

ショートカットキー変更メニュー変更

ショートカットキーやメニューを自由にカスタマイズできます。マクロ、プラグイン、外部ツールにショートカットキーを割り当てることもできます。(私はメニューのカスタマイズはしていませんが・・・)

ヘルプが使いやすい

ヘルプ

ヘルプはコンパイルHTMLで提供されています。インデックスが構造化されているので読みやすいです。マクロ、プラグインのレファレンスも含まれています。

アイコンがキレイ

ツールバーアイコン
ツールバーアイコン、ファイルアイコンがキレイですね。普段から触れる機会の多いエディタはに心地よい外観をもってもらいたいと思うものです。

各文法に応じた強調表示

HTML/CSS/XML・・・主要な文法に関してはほとんどインストールされたままで快適に使えます(配色はVividすぎるかも・・・)。特にHTML関係は使いやすいと思います。また文法ファイルを自分で作ることもできます。私はRDの文法ファイルを提供しています。

Unicode対応

内部処理がUnicode化されており、様々なエンコーディング(文字コード)のファイルの読み取り/記録ができます。ツールバーの更新ボタンを押すだけで、エンコーディングを変更してファイルを読み直すことができます。エンコーディング周りで悩むことはほとんど無いと思います。翻訳をされるような方もEmEditorを愛用されているようです。またWindows2000/XPではFontLink機能により欧文フォントと日本語フォントを混在させることができます。

EmFTPとの連携

同じくEmSoft製のFTPソフトEmFTPと連携し、FTPサーバにあるテキストファイルをダウンロード/アップロードの手間無しに直接編集することができます。特にWebサーバ上のHTMLやPHPなどの編集に効果を発揮すると思います。

ウィンドウ右端での折り返し

ウィンドウ右端での折り返しを容易に切り替えることができます。最初私がこのエディタを使うようになったのはこの機能があったからでした。

ブロックインデント

複数行を選択してTabキーを押すとインデントされます。Shift+Tabで逆インデントになります。

DnD対応

ウィンドウ左上のアイコンをドラッグ&ドロップして、別のアプリケーションに編集中のファイルを渡すことが出来ます。

充実した検索/置換機能

一般的なエディタには大体検索機能がありますが、EmEditorではなんと複数行にわたる正規表現検索が出来ます。また複数のファイルから一括して検索/置換できます。さらにこのときエンコーディングを指定できるエディタは他にあまりないと思います。検索文字列を強調表示できます。

カーソル位置に対して垂直/水平な罫線表示

カーソルに対して十字を切るように線を表示し、位置をわかりやすくしてくれます。

フォントの変更が容易

ツールバーのボタンをクリックするだけで簡単にフォントを変更することができます。

その他

公式ホームページをご覧ください。


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